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コレ読んで!

配線略図で広がる鉄の世界 第2版

井上孝司 秀和システム・1944円

全国の鉄道を支えている線路 その複雑な“配線”を読み解きます

電車に乗ると楽しみな音があって、中でもいいのがレールを分岐するポイントを通過する音。大きな駅の前後に必ずありかなり複雑な音がする。阪急の桂や淡路、京阪なら枚方市、究極は近鉄の大和西大寺だろうか、分岐駅や車庫を併設した駅の配線は複雑怪奇で目にも耳にも刺激的だ。

本書はそんなマニアックな趣味を一層掘り下げその配線の意図を解析する。実在のあらゆる駅の配線略図とその考察を読むと、配線の良しあしが私たちの利便性に直結していることがわかる。特急が普通や準急と接続をとり、かつ速く走れるのも、同一ホームでの乗り換えを可能にするのも配線の妙。あの複雑な音を通訳する“鉄”な本です。

【紹介者】
月と六ペンス 柴垣希好さん

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