頑張る妻の体調を最優先に考えて
夫の問題は時期をみて親と相談も
出産後の大変な時期にもかかわらず、スーパーでまとめ買いをしたり、自分のものは極力買わずに済ませ、節約に励んでいるとのこと。浪費癖のあるご主人を支えながら、毎日のやりくりと子育て、本当に頑張っておられますね。今は、奥さまの体調が最優先事項。あまり無理をしすぎず、たまにはご自身のためにもお金を使って、息抜きをしてください。
支出の中で目につくのが、ご主人の携帯電話代。ゲームなどの課金があるのでは? ご主人と話し合い、携帯電話代を小遣いに含める形に変えていきたいですね。通話料以外は予算を決めてプリペイドカード払いにするなど、無駄遣いを減らす対策を考えてみましょう。金遣いの荒さを指摘すると逆上されるようなので、締め付けすぎは禁物。まず、達成可能な予算に収めることからはじめてみてください。
また水・光熱費が高め。2万5000円を目安に無駄はないかチェックしてみてください。ご夫婦の生命保険は、奥さまに収入があり経済的なリスクが小さいことを前提にすると、保障を小さくできる可能性も。ご主人の病気もあり、見直しは慎重にしたいのですが、この機会に保障の内容を検討してみましょう。
収入が不安定なのに、ローンで次々と車を買い替えるのは、かなり異常な状態。それを招いた要因は、ローンの肩代わりをしているご両親の「ご主人への接し方」にもあります。復職して落ち着いたころに、これまでのサポートに感謝しつつ「金銭面ではなく精神面から自立をバックアップしてほしい」という、奥さまの率直な思いを伝えてみては。ご夫婦だけではなく、親子間でもご主人の問題に真剣に向き合う必要がありそうです。
繰り上げ返済は、不安定な要素が多いので、今はあせらないこと。奥さまがコントロールできる形にして、貯蓄を増やしておくとよいでしょう。