仁和寺の境内の奥、観音堂の前には、御室桜と呼ばれる「有明」が約200本、4月中旬ごろに一斉に咲き始めます。いずれも背丈が低く、白に近い淡い桜色で遅咲きという珍しい桜ですが、そのかれんな様子から「おたふく桜」とも呼ばれます。「あたしゃ おたふく御室の桜、はなは低ても 人は好く」。「花」と「鼻」に掛けた軽妙な都々逸(どどいつ)ですね。答は【2】。
【出題者】
京都産業大学 日本文化研究所 宣京師 小嶋一郎さん
京都産業大学 日本文化研究所 宣京師 小嶋一郎さん
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仁和寺の境内の奥、観音堂の前には、御室桜と呼ばれる「有明」が約200本、4月中旬ごろに一斉に咲き始めます。いずれも背丈が低く、白に近い淡い桜色で遅咲きという珍しい桜ですが、そのかれんな様子から「おたふく桜」とも呼ばれます。「あたしゃ おたふく御室の桜、はなは低ても 人は好く」。「花」と「鼻」に掛けた軽妙な都々逸(どどいつ)ですね。答は【2】。
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