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コレ読んで!

人間は脳で食べている

伏木亨 ちくま新書・799円

見た目や表示。情報がもたらす“おいしさ”を探る1冊

外食するときもスーパーで食品を買うときも、おいしいもの(選択すべきもの)をなんだか誰かに勝手に決められてるなと思う。それはネットや雑誌、パッケージの売り文句などを見るからで、正しくは影響されてるだけなんだけども。口コミ高評価、行列必至、有名シェフ監修…。ありがたくもあり、邪魔でもあり。まるで他人の評価を確認する作業をしてるよう。

情報を駆使し、合理的な行動をするのが人間の特技。おかげで安全でおいしいものにいつでもありつける。ただし、裏を返せば情報ありきで実体を見る力が弱っていることに筆者は警鐘を鳴らす。本書は情報に左右される食行動を検証し、その行き過ぎを考える。

【紹介者】
月と六ペンス 柴垣希好さん

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