「京せり」は、平安時代の初期、承和5(838)年の文献に登場しますので、九条ネギに近い歴史があるといえるでしょう。古くは湧き水に恵まれた場所で薬草として栽培され、桃山時代には神泉苑付近で、現在は下京区の一部や南区久世で栽培されています。シャキシャキとした歯ごたえと独特の苦みが特徴で、最近では韓国料理のチヂミにニラの代わりに使われることも。答は【1】。
【出題者】
京都産業大学 日本文化研究所 宣京師 小嶋一郎さん
京都産業大学 日本文化研究所 宣京師 小嶋一郎さん
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「京せり」は、平安時代の初期、承和5(838)年の文献に登場しますので、九条ネギに近い歴史があるといえるでしょう。古くは湧き水に恵まれた場所で薬草として栽培され、桃山時代には神泉苑付近で、現在は下京区の一部や南区久世で栽培されています。シャキシャキとした歯ごたえと独特の苦みが特徴で、最近では韓国料理のチヂミにニラの代わりに使われることも。答は【1】。
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