心に太陽を くちびるに詩を
Pippo 新日本出版社・1728円
エピソードとともに紹介される、口ずさみたくなるような詩の数々
〝詩”と聞くと〝小説”や〝エッセー”と違い、分かりにくい、とか、とっつきにくい、と思ったりしませんか。しかし本書では、明治、大正、昭和の、50人以上の詩人の詩が、易しい言葉で語られるエピソードとともに紹介されています。生きる上で折々感じることに、ふとシンクロしたり、寄り添ってくれるような詩が多く、時代を超えて私たちの心に響いてきます。
著者のPippo(ぴっぽ)さんは、詩集を多く出す出版社の勤務をへて、現在は詩の朗読や読書会を中心に活動されています。この本を通じて、きっとあなたが今後、折りに触れて、読んでみたり、口ずさみたくなるような詩が見つかると思います。
【紹介者】
古書ダンデライオン 中村明裕さん
古書ダンデライオン 中村明裕さん
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