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コレ読んで!

作家の珈琲

コロナ・ブックス編集部 平凡社・1728円

作家たちとコーヒーの関係。その〝熱〟が込められた一冊

「イノダコーヒ」のことを歌にした高田渡、若き日に芸術家の集うフランスのカフェへ通った藤田嗣治、喫茶店で原稿を書いていた中上健次、戦後にコーヒーが普通に飲めるようになったことを詩にした茨木のり子。

作家の残したコーヒーにまつわる文章、近しい人の思い出とともに、行きつけだった数々の喫茶店が紹介されています。

一番親近感を覚えたのは植草甚一さん。アメリカのサブカルチャーの紹介者としても有名だった植草さんは、古本屋で本を求めて喫茶店へ、のコースが定番だったとか。

好きな作家の本を持って、その作家の通った喫茶店へ、という“喫茶聖地巡礼”の案内としてもお薦めな一冊です。

【紹介者】
古書ダンデライオン 中村明裕さん

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