生命保険料の見直しから節約を
車や住宅の買い替えは、慎重に
新しい家族が増え、忙しい毎日と拝察します。家計簿は支出のバランスが取れていて、上手なやりくりができています。
その中で、見直しができるのが生命保険料。住宅ローンの借入時に団体信用生命保険に加入していると思いますので、重複する保障は不要です。インターネットなどで紹介されている掛け捨ての生命保険を使えば、保険料を下げることも可能。例えば、ご主人は3000万円の死亡保障、ご夫婦それぞれが日額5000円の医療保障に加入しても、今の年齢なら保険料を月5000~7000円程度に抑えられそうです。
お祝いなどの交際費がかさみお悩みのようですね。毎月の支出として処理されていますが、これは年間の経費として捉えましょう。日々節約しても自分がコントロールできない要素で赤字になると、家計管理のモチベーションが下がってしまいます。年齢とともに徐々に落ち着くので、今は「豊かな人間関係の証し」と前向きに考えてみて。
また、冠婚葬祭の費用はケチらなくてよいですが、誕生日などは出費を抑えることができそう。メッセージを送ったり、手作りの会を開くなど、お金のかからない方法を工夫してみてください。
まとまった貯蓄はありますが、第2子もご希望されているということなので、現金の目減りは避けたいもの。車を買い替えるときは、コストのかからないものを長く乗るように心がけて。
また、マイホームの買い替えは、現時点ではお勧めできません。家族が増えたといっても、まだ赤ちゃん。人生最大級の買い物である住宅は、車や電化製品とは異なります。買い替えをするならば、家族構成などがしっかり定まってからにするべきです。十分な時間をかけ、子育て環境などさまざまな視点からみて、本当に自分たちに合ったマイホームの購入を目指しましょう。