大徳寺にある「高桐院」は細川忠興が父の藤孝の菩提(ぼだい)を弔うために建てた塔頭(たっちゅう)寺院です。忠興は千利休の弟子となり、茶の湯を究め「三斎」と号しました。露地(茶庭)によく据えられる灯籠を庭のど真ん中に据えたとも、本堂奥のご本尊への献灯の意味で据えたとも考えられます。また新緑や紅葉に覆われる庭の景観を視覚的に引き締めるためとも考えられます。答は【2】。
【出題者】
京都産業大学 日本文化研究所 宣京師 小嶋一郎さん
京都産業大学 日本文化研究所 宣京師 小嶋一郎さん
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大徳寺にある「高桐院」は細川忠興が父の藤孝の菩提(ぼだい)を弔うために建てた塔頭(たっちゅう)寺院です。忠興は千利休の弟子となり、茶の湯を究め「三斎」と号しました。露地(茶庭)によく据えられる灯籠を庭のど真ん中に据えたとも、本堂奥のご本尊への献灯の意味で据えたとも考えられます。また新緑や紅葉に覆われる庭の景観を視覚的に引き締めるためとも考えられます。答は【2】。
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