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かけいぼ診断 ファイナンシャルプランナーが家計簿をチェック、家計の色んな悩みにお答えします

質問

ともに正社員で同棲中、今秋結婚へ
上手に家計をやりくりするコツは?

男性(会社員)29歳 女性(会社員)27歳

現在同棲中で、10月に結婚予定です。二人とも正社員で、結婚後は、財布を一緒にして小遣い制にするか、財布を別々にするか悩んでいます。近いうちに子どもを持ちたいと考えており、5年以内にマンションの購入も希望しています。今からどのような生命保険に加入すればよいかなど、結婚後の上手なお金のやりくりについて教えてください。

生活費は「共同口座」で管理を
理想は男性の収入だけで運営

新生活のスタートにあたって、二人で将来を見据えながら着実に貯蓄を増やされているご様子。とても頼もしく思います。既に二人で生活されているため、生活費もイメージしやすく結婚後もスムーズな家計運営ができそうですね。

現在の支出を見ると、水・光熱費はお手本とも言える水準。また、外食費など個人の財布から補填(ほてん)するものがあるとはいえ、食費や日用品代にも無駄がありません。結婚後しばらくは来客なども増え、交際費や雑費が膨らむ可能性も。今のペースを崩さないように頑張ってください。

お金の管理に関しては「こうすべき!」という正解はありません。基本は、やりやすい形で進めてOKです。

今は、毎月決まった金額を振り込む「共同口座」を設けて、家賃、水・光熱費、インターネット代を決済。食費や日用品は、それぞれの財布からやりくりをしているとのこと。不足額が生じたら穴埋めしているようですが、これを発展させるのもお勧めです。食費や日用品の予算を立てた上で、全ての生活費の合計を収入に応じて「共同口座」に振り込む形にすると、今とほぼ同じ形式なので無理がないかも。

転勤や出産に伴い女性が仕事を辞める可能性もあるようなので、男性の収入だけでやりくりできれば理想的。この範囲に毎月の支出をおさめられるようなら、もし共働きを継続できなくても慌てずにすみます。

生命保険については、ご夫婦で仕事をしている間は経済的リスクが小さいため、当面の間は医療保険だけで大丈夫。日額5000円を目安に加入を検討してみましょう。将来妊娠したタイミングで、収入形態に応じた死亡保障を確保するとよいでしょう。

お若いのにとても堅実な二人。今後も力を合わせながらマネープランを立て、夢を実現させていってくださいね。

【回答者】
ファイナンシャルプランナー
八束 和音

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