生活費は「共同口座」で管理を
理想は男性の収入だけで運営
新生活のスタートにあたって、二人で将来を見据えながら着実に貯蓄を増やされているご様子。とても頼もしく思います。既に二人で生活されているため、生活費もイメージしやすく結婚後もスムーズな家計運営ができそうですね。
現在の支出を見ると、水・光熱費はお手本とも言える水準。また、外食費など個人の財布から補填(ほてん)するものがあるとはいえ、食費や日用品代にも無駄がありません。結婚後しばらくは来客なども増え、交際費や雑費が膨らむ可能性も。今のペースを崩さないように頑張ってください。
お金の管理に関しては「こうすべき!」という正解はありません。基本は、やりやすい形で進めてOKです。
今は、毎月決まった金額を振り込む「共同口座」を設けて、家賃、水・光熱費、インターネット代を決済。食費や日用品は、それぞれの財布からやりくりをしているとのこと。不足額が生じたら穴埋めしているようですが、これを発展させるのもお勧めです。食費や日用品の予算を立てた上で、全ての生活費の合計を収入に応じて「共同口座」に振り込む形にすると、今とほぼ同じ形式なので無理がないかも。
転勤や出産に伴い女性が仕事を辞める可能性もあるようなので、男性の収入だけでやりくりできれば理想的。この範囲に毎月の支出をおさめられるようなら、もし共働きを継続できなくても慌てずにすみます。
生命保険については、ご夫婦で仕事をしている間は経済的リスクが小さいため、当面の間は医療保険だけで大丈夫。日額5000円を目安に加入を検討してみましょう。将来妊娠したタイミングで、収入形態に応じた死亡保障を確保するとよいでしょう。
お若いのにとても堅実な二人。今後も力を合わせながらマネープランを立て、夢を実現させていってくださいね。