涅槃会には「涅槃図」という大きな掛け軸を御堂につるし、お釈迦(しゃか)さんをしのびます。その大きさは千差万別で、中でも最もサイズが大きいといわれるのは泉涌寺に所蔵される江戸時代に描かれた「涅槃図」。作者は明誉古という僧が描いたもの。長さ16m、幅が8mという途方もない大きさで、御堂にまっすぐつるすことができず、上と下を折り曲げてようやく堂内に収まるほどです。答は【2】。
【出題者】
京都産業大学 日本文化研究所 宣京師 小嶋一郎さん
京都産業大学 日本文化研究所 宣京師 小嶋一郎さん
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