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コレ読んで!

風貌 私の美学

土門拳エッセイ選 酒井忠康編 講談社文芸文庫・1728円

“写真の鬼”がファインダ―越しに見た著名人の素顔とは

この本は“写真の鬼”と呼ばれた写真家・土門拳のエッセーを一冊にまとめたものです。
「風貌」は、昭和の前半を彩った著名人の肖像写真と撮影時のエピソードが紹介されています。

当時まだ若かった土門拳が、永井荷風や湯川秀樹などに邪険にされながら撮影する際のエピソードからは、名前や作品しか知らない著名人たちが、いかに魅力的であったかがよく伝わってきます。

「私の美学」では、日本人として日本文化を、自ら発見し見直すために撮られた写真とエッセーが載せられています。

リアリズムを追求し続けた写真家が残した、本物の顔、一見の価値はあります。

【紹介者】
エレファントファクトリーコーヒー 畑啓人さん

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