春から夏、やがて冬
歌野晶午 文春文庫・561円
2人の偶然の出会いが導いた結末とは?
スーパーの保安責任者・平田誠は、万引犯を捕まえる毎日にへきえきとしながらも、しかしまた平凡な毎日を送っていた。
そんな平田が、ある日、万引をした女性、末永ますみと出会う。“昭和60年生まれ”の彼女。この偶然の出会いが、平田の人生を大きく狂わせることに。
歌野晶午氏の小説は、たいていラストに近づくと大どんでん返しのにおいがぷんぷんするのですが、この作品も例外ではありません。
驚がく、衝撃…。どのような表現が適当なのかわかりませんが、とにかく読んでもらえれば必ずこの作品のすごさがわかります。歌野ワールド全開です!
【紹介者】
大垣書店四条店 小林素紀さん
大垣書店四条店 小林素紀さん
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