昔、台風は「野分」と呼ばれ、源氏物語では光源氏の子、夕霧が育ての親ともいえる祖母、大宮を見舞うと「年寄の自分がこれまで体験したこともない、物凄い野分で大木の倒れる音も怖かった」といったと書かれています。そんな中、夕霧が義母である紫の上の顔を初めて見たのは、野分の風で御簾(みす)がめくれた時。その時から美しい母に胸をうずかせるようになりました。答は【1】
【出題者】
京都産業大学 日本文化研究所 宣京師 小嶋一郎さん
京都産業大学 日本文化研究所 宣京師 小嶋一郎さん
()
昔、台風は「野分」と呼ばれ、源氏物語では光源氏の子、夕霧が育ての親ともいえる祖母、大宮を見舞うと「年寄の自分がこれまで体験したこともない、物凄い野分で大木の倒れる音も怖かった」といったと書かれています。そんな中、夕霧が義母である紫の上の顔を初めて見たのは、野分の風で御簾(みす)がめくれた時。その時から美しい母に胸をうずかせるようになりました。答は【1】
()