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コレ読んで!

偶然の装丁家

矢萩多聞 晶文社・1620円

本のデザインとは
多くの思いや願いを込めること

マイペースな小学生時代、中学生で不登校になり、インドへ移住した十代。帰国し、描いた絵の個展を開き、やがて、本の装丁と出合う。なろうと思って装丁家になったのではなく、さまざまな経験や、人との出会いを通して“偶然”に。

当初は「小遣い稼ぎ」気分の仕事でしたが、幾人もの本の装丁を手がけるうち、著者に対して責任感を持ち始めます。また、震災を経て、「紙の本」の手触りや存在感、後世に残るものとしての重要性を感じていきます。

矢萩さんの装丁した本には、著者と読者をつなぐものとしてのデザイン以上に、多くの思いや願いが込められていることを、この本を読んで知りました。

【紹介者】
古書ダンデライオン 中村明裕さん

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