自分の中に毒を持て
岡本太郎 青春出版社・490円
情熱ほとばしる言葉の数々に、生きる力が増大する
僕は内向的な性格で、そのことを少しコンプレックスに思っています。だから、自分を狭い枠の中に入れて守って生きているところがあります。
でも、この本の太郎さんの言葉には大変刺激されました。最初から最後まで「しっかりしろ!」と両肩を激しく揺さぶられてるような気持ちになった。そして、こんな自分蹴飛ばしてやる!という思いがうまれた。内向的が悪いんじゃない。その自分のアイデンティティーに腹をくくれないことがいけないんだと。
言葉は何を言うかでなく誰が言うかによる。あらゆる体裁をぶっ壊して生きた太郎さんだからこその情熱ほとばしる言葉は、生きる力を増大させる威力を持っています。
【紹介者】
月と六ペンス 柴垣希好さん
月と六ペンス 柴垣希好さん
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