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インタビュー

自称「嵐電ガール・おらん」 有栖川愛嵐さん

嵐電のミニチュアを手にしながら「着物を着るのが好きで、嵐電にも着物を着てよく乗ります」。
おらんの活動は、フェイスブック(http://www.facebook.com/oran.kyoto)で

「鉄道好きじゃないんです。嵐電に乗るのが好きなだけ」

嵐電が大好きで、自らを“嵐電ガール”と名乗る「おらん」こと、有栖川愛嵐(ありすがわおらん)さん。8月16日に、新風館で初ライブを行いました。



「嵐電の一番前の席に座るのが好き。時々、小さい子どもと取り合いになるんです(笑)」

屈託のない笑顔で、そう話す“おらん”さん。2年ほど前、京阪電車のイメージキャラクター「おけいはん」を見ていて、友人に「あなたは嵐電好きやから『おらん』になったら?」と言われ、「めっちゃ盛り上がって、自分たちで勝手にポスターとか作っちゃったんです」。

そうこうしているうちに、京福電鉄が運営するサイトに取材されたり、情報誌に嵐山の案内人として登場したり。6月にはNHKのBS番組に“おらん”として出演も。

「私、鉄道好きなわけじゃないんです。そして公認のイメージキャラクターでも、芸能事務所に所属しているタレントでもありません。素人です」。ふだんは、竹笹堂という木版画を扱うお店の店長。「嵐山に納品に行くときは、絶対嵐電で行っていますよ」

みんなで一緒に盛り上げたい

8月の初ライブでは、「帷子ノ辻ユリユラレ」という自らが作詞したオリジナル曲を披露。

「一人でも多くの人に、嵐電に乗ってもらいたいんです。だって、車窓から見える町の景色や自然はもちろん、沿線にも、いいところがいっぱいあるんですよ。できれば地元の人たちと一緒に、もっともっと、それをアピールしていきたい」

自作のポスターも、ライブもみんなに注目してもらうための、一手段。秋には、右京区主催のイベントにも出演予定。

次は、「『おらん音頭』を作って、1万人と踊りたい。ギネスブックに載せたいんです」。

(文・山舗恵子

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