給与天引きの貯蓄スタイルを続行
外食費など見直し保険料ねん出を
結婚してすぐ、家計管理や貯蓄の体制を整えており、すばらしい!
さて、早速貯蓄に関してチェックしてみると、給与天引きの社内預金が毎月5万円ありますね。これは、今の時期に金額・方法ともベストに近いものです。支出は、際限なく広がっていきやすいため、収入が多い方でも案外貯蓄ができないケースが見られますが、給与天引きで強制的に引き落としをすることで対応できます。
今、社内預金が天引きされた金額の範囲内でやりくりされているペースを、これからも続けましょう。さらに可能であれば、社内預金や財形の金額を現在の黒字分1万7000円を増額しましょう。その結果、ボーナス部分は考慮しなくても年間で約80万円、5年で400万円の貯蓄となります。
人生の三大支出である住居費、教育費、退職後生活費の3つを見据え、目標額を定めたうえで貯蓄できればよいのですが、お子さまが誕生されていない現段階では細かな目標設定はそう簡単ではありません。まずは貯蓄総額1000万円を目標に、人生の中でもっとも貯蓄可能な時期である今を、強制的な貯蓄で突っ走ってください。
また、ご夫婦にとって価値のある支出は必要不可欠なもの。現在の支出の範囲内で収まるのであれば旅行費用も悪くありません。これからも、ご夫婦の大切な思い出をつくっていきましょう。
生命保険については、まず入院に備える保障、ご主人の死亡に対する保障が必要となってきます。今すぐに、というわけではありませんが、信頼のできる営業担当者を探し始めてみましょう。保険料は、外食・嗜好(しこう)品、日用品・雑費を見直すことでねん出可能。また、お子さまができるまでの期間だけでも奥さまの収入をもう少し増やせれば、家計に余裕が生まれます。この点も、是非ご検討ください。