2012 ミス・ユニバース・ジャパン京都大会優勝者 岸本美穂さん
常に前へ、上へ 意識を向けていかないと
11月16日、京都全日空ホテルで開かれた「2012 ミス・ユニバース・ジャパン京都大会」。優勝に輝いたのは東京都在住のモデル・岸本美穂さん(24歳)です。
取材場所に向かうためにエレベーターに同乗すると、スッと開閉ボタンの前に立ち、乗り合わせた人にも「何階ですか?」と声をかける岸本さん。ファイナリストになれたのは美しさだけではなく、こういった心遣いが自然にできるからなのかも。取材前から岸本さんの魅力を感じた記者は、まず優勝が決まったときの心境を聞きました。
京都通いで感性を磨きたい
「『ミス・ユニバース・ジャパン』は、『世界に通用するモデルになりたい』と思い始めたころからのあこがれでした。でも、当日は興奮していたり、慌ただしかったりで、『私が優勝したんだ』と実感したのは翌日になってから。歴史がある街・京都の1回目の代表として選ばれたのは光栄なことだと感じるのと同時に、頑張らないと!って」
取材日は京都大会から3日目のことでしたが、既に岸本さんの意識は4月に行われる日本代表選考会に向かっています。
「常に前へ、上へ向いていないとだめだと思うので、やることがあり過ぎ(笑)。今後は内面磨きを重視するためにも、10日に1度は京都に行きたいと思っているんです。京都ファイナリストとして、京都にもっと詳しくなりたいというのもありますし、歴史を勉強したり、古いものに触れて感性を磨きたいんです」
そして、もちろん目指すのは「2012 ミス・ユニバース・ジャパン」の頂点。
「海外の方が日本をイメージするときに〝京都〟を思い浮かべることも多いと思います。その京都代表として恥ずかしくないように頑張ります」
(文・内山土子 )