通信費は手取り収入の5%に
病気やけがの入院に備えた保険を
マイホームを購入し、間もなく引っ越しされるとのこと。新しいわが家での生活、とても楽しみですね。
家計簿を拝見すると、食費やお小遣い等、上手に抑えられており、日々の努力が伝わってきます。そんな中で目につくのが通信費。固定電話、インターネット、携帯を合わせると、手取り収入の10%以上になります。一般的な通信費の目安は5%ですから、負担はかなり大きめ。仕事で利用されているのかもしれませんが、適切な料金プランや使用方法も含めて、見直しが必要です。少なくとも2割のカットを目指しましょう。
間もなく住宅ローンの返済が始まりますが、ご主人の収入だけを考えた場合、毎月の返済額は手取り月収の35%以上。理想的な住居費の目安は25%以内ですから、こちらも重たい数字といえそうです。購入後は固定資産税等ランニングコストも必要となります。現在検討されているように、当面は奥さまもパート等で収入を得ることをおすすめします。厳しい資金計画であることを肝に銘じて、出産等の収入減に備え、手元の貯蓄を増やすよう心がけてください。
また、ご主人が生命保険に未加入で不安を感じておられるようですね。現時点では夫婦二人のため、手厚い死亡保障は不要。住宅ローンの契約時に「団体信用生命保険」に加入されていれば、これも保障の一部と考えることができます。ただし、病気やけがでの入院リスクは高いため、医療保険には加入しておきたいもの。お子さまが生まれ、本格的に保険を検討するまでは、病気やけがの死亡保障と入院保障(日額4500円)がセットになった「府民共済(総合保障2型)」等でカバーするのも一手。保険料は月2000円と手ごろです。
出産、教育費等、新たなライフイベントを上手にクリアしていけるよう、今からしっかり準備を進めていきましょう。