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インタビュー

お笑いタレント 大平サブローさん

「京都では鴨川を走ってから、祇園にくりだしたこともようありました」(撮影/鈴木誠一)
※9月22日(木)午後7時〜、よしもと祇園花月に出演予定。
http://www.yoshimoto.co.jp/gion

いつかここで、人生のベテランさんを笑わせたい

7月15日に「よしもと祇園花月」がグランドオープン。24年ぶりに京都で舞台を踏んだ大平サブローさんに、“祇園”での舞台終わりに、話を聞きました。



京都のデビューは、36年前。当時、新京極にあった「京都花月」でした。
「新人のころ、お客さん7人という日もありました(笑)」。でも、「漫才ブームのときは、全国からやって来る修学旅行生など、高校生にキャーキャー言われた」思い出もあります。

そして、今年7月。オープンしたての祇園花月に初めて立った日。
「ドキドキしましたよ。京都は20年以上ぶりでしょ。間ポコッと空いてるし。大丈夫かなぁ、ウケへんのちゃうかなぁ、って。それが、いざ舞台に立ったら、めちゃくちゃウケたんですよ。うれしかったなぁ」

やりたいことがいっぱいある

現在55歳。「もうあと10年は、いろんなことやってみたい。マラソンやって、自転車やって、写真も興味ある。ダイビングもするし、趣味が多いんですよね(笑)」
仕事では「10月に大阪で古典落語の大話をするんです。いま、いろんな師匠のを聞いて猛勉強中。ここでも落語してみたいなぁ。しっとりとした雰囲気やし、合うと思うんですけどねぇ」。
そんな祇園花月については─。

「これからは、元気なおじいちゃんおばあちゃんが増えていくでしょ。だから、もっとお年寄りが楽しめる場所が必要だと思うんですよ。祇園花月は、そんな、お年寄りがほっこりできるような劇場になれると思うんです。出演者も若手ばかりじゃなく、ベテランもいてね。笑いのベテランさんが、人生のベテランさんを笑わせる、そんな場所、あってもいいんじゃないですか?」

(文・山舗恵子 

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