将来は、子どもも家も欲しいけれど　現在の切り詰めた生活では不安｜かけいぼ診断

現在の家計運営に自信持って
収入先を増やせばリスク分散に

食費や水光熱費、通信費など支出全般にわたり、引き締められた家計簿です。社宅で住居費が安いというプラスの要素はありますが、手取り収入に対する貯蓄率は30％以上にもなり、とても優秀。今後の見通しなど色々と心配に感じておられるようですが、現在の自分たちの家計に自信を持って大丈夫ですよ。

確実に黒字となっていて、大きな無駄はないのですが、唯一目につくのが交際費。たまたまお祝い事など特別な支出があったということならＯＫですが、毎月同程度の出費があるなら、スリム化が必要です。夫婦のお小遣いと交際費を合わせて、月４万５０００円以内に抑えることを目標にしてください。

将来に対する漠然とした不安を払いのけて、生活設計の見通しを立てやすくする一番の方法は、収入を増やすことです。その意味では、奥さまもパートに出て収入を得るというのは、良いアイデアですね。外に出て働くことで、内向きになって悩んでしまいがちな状況を変えることができ、精神的なゆとりも生まれるかもしれません。また、ご主人はご実家が経営する会社にお勤めのため、業績が悪化した場合、家族全体に与える影響が大きいといえます。家族が抱えているリスクを分散するという意味からも、複数の収入先があれば心強いですね。

　 収入の伸びが期待できない中、お子さまを産んでちゃんと育てていけるかが、不安であるとのこと。家計にはかなり余力があり、出産後は子どもに対する手当など国や自治体からのサポートも受けられます。例え、ご主人の収入だけになったとしても、心配はありません。

先々の教育費、マイホーム購入など将来のプランニングも重要ですが、今の生活を充実させることも大切です。気持ちを明るく持って、目の前の目標を一歩一歩クリアしていってください。