家購入は妻が仕事に復帰してから
家族で力を合わせ頑張って
奥さまは、新しいキャリアを目指して、来春から専門学校へ通われるとのこと。とても思い切ったチャレンジで、素晴らしいことだと思います。これからさまざまな苦労が予想されますが、資格を取得して活躍するという夢に向かって、4年間頑張ってくださいね。
将来を視野に入れ運営されてきた家計は、各支出とも上手に抑えることができています。確実に貯蓄を増やしてこられた結果、まとまったお金が手元にあり、当面の収入ダウンにも対応できそうです。
ただし、共働きでなくなると、大きく今と状況が変化するため、それぞれの支出を可能な限り切り詰めたいですね。通信費は携帯のプランの見直しや通話を控えるなどして1割カットを、ガソリン代も極力抑えていきたいもの。また、食費は外食費も含めて3万~3万5000円以内とすることを目標にしましょう。
ご主人だけの収入を前提とすると、家賃と駐車場を合わせた住居費が手取りの35%にも上り、かなり負担が重い状態となります。すぐに見直しをすることは難しいかもしれませんが、今後の家計の状況次第では、もう少し家賃の安いところへ引っ越しすることも検討材料の1つとなります。5年以内にマイホームの購入を考えておられ、負担を軽くしようと考えておられるのかもしれませんが、購入後はさまざまな経費がかかる上、頭金や諸費用のために貯蓄の取り崩しが必要となります。奥さまが看護職の資格を取得され、収入が定まってから購入する方が無理がありません。
通信費、ガソリン代、食費などを少しずつでもカットすることができれば、臨時出費が発生しない限り、毎月の家計は赤字を出さずやりくりできます。奥さまが仕事に復帰されると、家計にもかなりのゆとりが生まれるので、それまでは家族で力を合わせて乗り切っていきましょう。