生死を分ける 災害時 とっさの判断力
三雲大 エイ出版・1050円
いま、改めて知りたいこと。もしものときに動けるためには?
私自身そうでしたが、今回の大震災で、阪神大震災のショックがよみがえった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
あの時、「忘れてはいけない」「備えなくてはいけない」と思いながらも、次第に緊張感が薄れ、懐中電灯の電池もいつの間にか切れていました。もう一度、災害について考えようと思ったとき目についたのが、この本です。地震といっても屋外か屋内か、徒歩か車の中かなど、さまざまな場面を想定して災害や事故、けがや病気などの対応方法が簡潔にわかりやすく解説してあります。災害時って、逃げれば良いのか、様子をみた方が良いのか判断に迷いますよね。そんなとき役立つのではないかと思います。
【紹介者】
紀伊國屋書店MOVIX京都店 西尾祥子さん
紀伊國屋書店MOVIX京都店 西尾祥子さん
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