切り詰めた生活で息苦しい毎日です。保険や将来の不安にアドバイスを｜かけいぼ診断

食費は上乗せしてもOK。
奥さまが働くことで不安も和らぐはず

限られた収入の中ですべての支出がコントロールされ、日々の努力が伝わってくる家計簿。余裕がない中、子ども手当分の貯蓄と今後のための蓄えを行っているのは、本当にご立派です。

支出の中でもとりわけ、食費は月額1万8000円と切り詰めていて、奥さまもつらいと感じておられるとのこと。小さなお子さまもいて、毎月確実に貯蓄もできているので、食費を増やすことで気持ちにゆとりが持てるのであれば、5000円程度の上乗せもOK。家族で外食をする、ちょっと豪華な食事を作って楽しむなど、生活に潤いが生まれる使い方ができればいいですね。　

お子さまの保険が未加入であるため不安を持たれているとのこと。基本的には小さなお子さまに保障は不要ですが、入院等の出費のリスクに備えたいなら、子ども向けの共済に加入するとよいでしょう。月々1000円程度でケガや病気の入院のほか、損害賠償保険などさまざまな保障がセットになっています。ご夫婦の保険は無駄がなく、ほぼ適切です。

このままご主人の収入が増えないなら、お考えの通り奥さまが働いて収入を得ることを目指したいですね。すぐに仕事を見つけられるか、保育園に入所できるかどうかなど不確定な要素はありますが、とりあえず一歩踏み出してみましょう。保育料の負担などで当初の生活はあまり楽にはならないかもしれませんが、働くことで将来に対する不安を和らげられるのでは、と考えます。収入が増えて家計にゆとりが生まれたら、おこづかいは手取りの10％を目安にしましょう。

教育費のこと、老後のこと、いろいろと心配はありますが、まずは目の前にあるハードルを一つ一つクリアすることを目標にしてください。しっかりとした家計運営ができるご相談者ですから、きっとうまく乗り越えられるはずです。