わたしは とべる
ルース・クラウス作、マリー・ブレア絵 講談社・1575円
この色彩、この明るさ!希望でいっぱいの春に読みたい
明るく自由奔放な女の子がいろんな動物たちと遊んでいます。
「ことりはとべる わたしだってとべる」
谷川俊太郎氏の翻訳で、詩的でシンプルな文章がより想像をふくらませてくれます。
ディズニー作品にもかかわったマリー・ブレアによる絵は、女の子の服も部屋も、花も風景も動物たちも、ポップでカラフルでどれもがすべてかわいいんです。
この絵本を読んでいると、何でもできると思える勇気がわいてきて、とても楽しい気分になります。小さな悩みなんてどこかに飛んでいってしまいそう。子どもはもちろん、新生活が始まる大人の方にも、ぜひ読んでいただきたい絵本です。
【紹介者】
大垣書店四条店 池田真里さん
大垣書店四条店 池田真里さん
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