薄くスライスされ、たるの中で昆布と一緒に漬けられた千枚漬けの材料は「聖護院かぶら」。ルーツは近江のようですが、江戸時代に聖護院村で栽培されるようになりました。混同されやすい「聖護院だいこん」は、「ふろふき大根」や「おでん」などの煮込み用に適しています。甘さの中にも少し苦みが効いている、カブラの妙味が漬物には適しているのでしょう。答えは【2】。
【出題者】
京都産業大学 日本文化研究所 宣京師 小嶋一郎さん
京都産業大学 日本文化研究所 宣京師 小嶋一郎さん
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薄くスライスされ、たるの中で昆布と一緒に漬けられた千枚漬けの材料は「聖護院かぶら」。ルーツは近江のようですが、江戸時代に聖護院村で栽培されるようになりました。混同されやすい「聖護院だいこん」は、「ふろふき大根」や「おでん」などの煮込み用に適しています。甘さの中にも少し苦みが効いている、カブラの妙味が漬物には適しているのでしょう。答えは【2】。
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