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男心をくすぐるコレクション

男性は女性よりも、モノを収集する傾向があるといわれていますね。何を、なぜ集めているのか、男性たちのコレクションを募集。家族や本人が紹介してくれた自慢のコレクションの数々には、こだわりや思い出もいっぱいでした。

用途、目的に合わせて厳選したペンは、相棒のような存在

坂口幸利さん・知子さん

1本1本、書き味や思い出を話す幸利さんに、知子さんは「私はモノにこだわらないタイプですが、夫がすすめてくれるペンは確かに書き心地がいいんですよ」

ケース入りのボールペンは、デュポン社(右)とクロス社製。色違いでそろえたゼブラ社の0.7mmのジェルボールペンは、今もスケジュール管理に活躍しています

「夫はペン類を100本以上持っています」と、応募してくれたのは坂口知子さん(城陽市)。夫の幸利さんによると「使うために購入してきた結果、これだけ集まったんです」。

それぞれのペンには、幸利さんがホテルマンとして勤務した38年間の思い出やこだわりが詰まっています。

「金色のボールペンは、スイスのカランダッシュ社製。お客さまとの打ち合わせの際、その場にふさわしい演出の一つとして使っていました。社内では、同じシリーズでそろえた色違いのボールペンを使用。書類のサインはブルー、手帳に予定を書き込むときは色を使い分けてスケジュール管理をしていました」

書き心地や握り心地のよさ、筆圧や書く紙との相性なども重視して選んできたそう。

「外出時、いつも使っているペンを忘れると、取りに帰ろうかと思ったり、同じものを新たに買うことも。紛失すると、すごく落ち込みます」

退職後も、役所や病院などで書類に記入するときは、持参したペンを使うという幸利さん。

「厳選し、愛用してきたペンは、今も私にとって相棒のような存在です」

「買わなアカン!」と集めに集めて、ミニカー約800台

檜垣(ひがき)明さん

ミニカーはコレクションボックス3台にディスプレー。「妻がリビングに飾るようすすめてくれました。入りきらなくなったので、新たにバイク専用の棚の購入を検討中です」と檜垣明さん

「ミニカーを集め始めたのは、10年前の禁煙がきっかけ。タバコ代が浮いた分、何かカタチに残るものを買おうと思ったんです」

そう話すのは、「子どものころから、とにかく“乗りもの”が好き」という檜垣明さん(南区)。自動車は国内外の車種を乗り継ぎ、これまでに10台を所有。そのほか、自転車は15台、バイクは5台、手元に置いているそう。

そんな檜垣さんがミニカーに目をつけたのは、「これなら、もっと多くのオーナーになれるから」。今では、自動車のミニカーが約600台、バイクは約200台に。よく見ると、同じ車種が数台ありますが…。

「ボディーの色や箱、製造された年など、少しでも違いを見つけると思わず『買わなアカン!』って(笑)。ミニカーのオマケが付いた缶コーヒーも大量に購入してしまいます」

そんな明さんに、妻の佳奈さんは「どんどん増えて、いつのまにか階段やトイレにまで置いてある。夫はすごく楽しそうだし、『もう好きにして』と黙認しています」と笑います。

「見つけるとうれしいし、増えていくプロセスが楽しくて」。集めているときの気持ちは、いまだに子どものときのままなのかもしれませんね。

ともに年齢を重ねてきたのは、
世界各地で出あったフクロウたち

田崎央(ひさし)さん

田崎央さんが持つフクロウはオランダの朝市で購入したもの。「靴がボロボロになったので、セーム革を縫ってブーツを手作りしました」

「博物館を造って、コレクター同士でフクロウを語り合いたいですね」(田崎さん)

仕事や旅行などで、訪れた国は約110カ国。田崎央さん(北区)が初めて“フクロウ”と出あったのは、約40年前に訪れたブラジルでした。

「記念に何か買おうとして、パッと目についたのがフクロウの小物。『面白い顔をしているな』と購入したのが始まり。それ以降、現地でフクロウグッズを買うことが習慣になっていました」

徐々にサイズは大きくなり、クリスタル製や木製など、バリエーションも豊かに。「一つの対象をひたすら追いかけたくなるのは、一種の狩猟本能かもしれません」

最近は100円ショップやインターネットなどで収集している田崎さん。こうして集めた約800体のフクロウは、LDKの飾り棚などを占領しています。

世界各地で出あい、集めてきたフクロウたちと「一緒に年齢を重ねてきました」と田崎さん。「ですが、収納スペースのことも考え、無制限に買わないようブレーキをかけています(笑)」

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