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“明智光秀”が大山崎町を動画でPR

大山崎町の西側にそびえる天王山。天下分け目の合戦の舞台として知られていますね。同町では、「いざ!天王山」をキャッチフレーズに地域活性化の取り組みを進めています。その一環として製作されたのが、地元住民が出演する同町のPR動画。天王山ゆかりの〝明智光秀”も活躍しますよ。

マリ役と告白相手のタカシ役(左端の2人)は、大山崎町の住民や在勤者の中からオーディションで選ばれました

ロケ地の「天王山夢ほたる公園」は、山崎の合戦の戦場跡と伝わる場所。西側には天王山(写真奥)が見えます

PR動画撮影の準備として昨年12月に開かれた「演技指導会」の様子。「溺れそうに」などのお題をもとに演技の練習をしたそう

「本番いきまーす。ヨーイ、スタート」。撮影スタッフの声が響くと、エキストラの視線が一点に集中。現れたのは2人の男女と、戦国時代の武将〝明智光秀”! エキストラの元へ3人が歩み寄ります。

阪急「西山天王山」駅から徒歩約15分の場所にある「天王山夢ほたる公園」でPR動画の撮影が行われたのは1月のこと。同町の住民を中心とした、約70人の出演者とスタッフが集まりました。

PR動画は「敗軍のみつひでが現代人に恋のアドバイスしてみた」というタイトルの、コメディータッチのショートムービー。戦国時代に山崎の合戦(天王山の戦い)で羽柴(豊臣)秀吉に敗れた明智光秀の霊が現代に現れ、町の名所を紹介していきます。

取材時に撮影されていたのはラストシーン。光秀が町で出会った大学生・マリの恋の告白を応援し、成功に導いた後の場面です。告白の舞台・天王山から下りてきたマリを「おめでとう!」「よかった~」とみんなで祝福します。告白の地を天王山にしたのは、〝勝負の地”としてアピールするためなのだとか。 最後は光秀の「味方は~」の呼び掛けに全員で「大山崎にあり!」。〝敵は本能寺にあり”とかけた決めぜりふなのですね。

「出演者は地元住民から募集。予想以上に多くの人が参加してくれました」と同町役場の担当者。住民が登場することも、大山崎町のPRにつながるといいます。

山崎聖天、JR「山崎」駅もロケ地に

監督の作道さん(左)と、京都の劇団に所属する舞台俳優で明智光秀役のボブ・マーサムさん。「今回の動画では紹介しきれなかった町の魅力もたくさんあります。続編が作れるなと思っているほどです(笑)」(作道さん)

エキストラの中には子どもたちの姿も。「演技は難しかった。完成したら、自分がどこに映っているか探したい!」とは、9歳の森深碧(しあ)さん。母親の希子(けいこ)さんは、「地元・大山崎町に協力できたらいいなと思い参加しました」と話します。

現場で指示を出していたのは、監督・脚本を担当した作道雄(さくどうゆう)さん。今春、劇場公開される映画「神さまの轍(わだち)」の監督・脚本も手がけています。

「大山崎町は学生時代によく電車から眺めていたなじみのある場所。脚本づくりや撮影場所を探すために何度も訪れるうちに、ふるさとの原風景が残るすてきな町だとあらためて感じました」

天王山や天王山夢ほたる公園のほかにも、観音寺(山崎聖天)や宝積寺、JR「山崎」駅、大山崎町歴史資料館などがロケ地となっているとのこと。

「町外に向けてのPRはもちろん、地元の方が町の魅力を再発見する機会になればと思います」(作道さん)

完成作品は2月20日(月)から大山崎町役場の1階ロビー(大山崎町字円明寺小字夏目3)で見ることができます。動画投稿サイト「YouTube」でも配信。問い合わせは大山崎町総務部政策総務課・企画観光係=TEL:075(956)2101(代)=へ。

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