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有限会社 馬場染工場「mashu kyoto」で風呂敷の魅力を知る

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taesanプロフィール
2026年2月11日 

ここは地下鉄くいな橋より徒歩10分のところにある有限会社 馬場染工場さん。

「mashu kyoto」京都の風呂敷のお店です。馬場染工場さんは大正2年創業、110年以上続く染工場です。木造合掌造りの工場の中で、引き継がれてきた昔からの技術で職人さんが一枚一枚丁寧に風呂敷を手で染められています。

こちらの染色体験に参加してきました。

数々の素敵なデザインの風呂敷に魅了

店内に入ると数々の華やかな風呂敷たちが並んでいました。黒のテーブルや壁がより風呂敷の鮮やかさを強調、より選ぶ楽しさを感じさせてくれます。子どもも大人も楽しめる柄、少し変わった面白い柄にも魅了され、風呂敷の魅力に引き込まれていきました。

伝統技法を使った染め体験を

ここでは伊勢型紙を使い、風呂敷に好きなアルファベットや数字を染色する体験をすることができます。伊勢型紙は古来より着物を染める際の型紙として使われてきたそう。この手作業で作られた型紙と職人が実際に使用している刷毛を使って、風呂敷の生地を染めていきます。

体験は修学旅行生や海外のお客様の体験が多く、賑わっているそう。名前だけでなく、旅行の日付や推しのアルファベットを入れたり、数字やドットを組み合わせて柄を作るなど工夫は様々。早速私も好きな柄を選び、染色体験をしました。

1月中に体験をすると風呂敷1枚プレゼントとのことだったので、子どもたちの贈り物用にお揃いの柄に染色をしました。練習をしてから、本番へ。型紙がずれないように手で押さえながら、刷毛に顔料をつけて量を調整しながらくるくると塗って染色していきます。

まずはこちらの生地で練習を
自分の名前、TAEと染色。この生地も可愛い!

スタッフさんが丁寧に教えてくださり、あっという間に素敵な染色ができました。風呂敷に一つ文字が入るだけでオリジナルの作品となり嬉しくなりますね。染め物の魅力に吸い込まれ、とても心地の良い時間を過ごすことができました。

伝統技術の美を間近で

次に、染色工場を見学させていただきました。長年この場所で作り続けられている風呂敷の染色、一定のリズムで染色を繰り返される職人さんの技を拝見したのは初めてで、圧巻の作業風景でした。また布好きの私にとっては、貴重な生地のデザインや布を拝見できる終始ワクワクする時間でした。

熟練の職人さんが綺麗に染め上げていく圧巻の作業風景

風呂敷は天地縫いという方法で上と下だけを縫っていて4辺は縫っておらず、70㎝の風呂敷専用のための生地を作っていることがこだわりだそう。また風呂敷は寺社仏閣、作家さんからの依頼が多いとのこと。この時に拝見したこちらの生地は九州にある「よつめ布社」さんのデザイン。

銅板をずらしながら染色していきます。
一枚一枚手作業で、丁寧に作られていました。

お客様からいただいたデザインを元に作り上げたり、呉服屋さんの資料を元にデザインをおこしていくという、楽しそうで奥深い内容。独自のデザインは60柄ほどあるとのことでした。

子どもたちが喜びそうな柄も
色合いが鮮やかで素敵です。

4代目社長の馬場さんに、色々とお話を伺いました。商品やこだわりについてとても丁寧に話してくださり、また他の従業員の方々も笑顔で優しく接してくださり、人の温かさを感じる工場でした。

滋賀県を産地とする布、優れた吸湿性と爽やかな着心地である「高島ちぢみ」の生地に染色している様子も見せていただきました。見学の間はボイラーで温められた板に布を貼り、繰り返し染色していく様子、完成したものをロールで巻いていく様子、板についた汚れを綺麗になるまで何度も往復して綺麗にしていく様子を拝見することができ、とても細やかで丁寧な作業に感動することばかりでした。

汚れは水を流し、徹底して綺麗にしていきます。
布を綺麗に貼っていくのも熟練の技。

色はこちらの染料から作り出し、糊と混ぜて染色を行うとのこと。糊の硬さや水の量で色が変わるのでその時々や時期で1枚1枚違うものができることもあるそう。少しずつ色合いが変わるのも素敵だなと思います。


午前で2回転、午後で4-5回転ほどこのような工程を繰り返し作品が作られていくそう。夏は工場内が40℃近くになるようで体力を使うお仕事ですが、お客様へ届ける喜び、仕上がりの喜びがあるから続けられるとのこと。素晴らしい技術と想いが交差する現場でした。

お店には松屋銀座さんとのコラボ商品もあり、また独特で面白いデザインも多かったです。企画から一緒に行われるなど、これからも展開が楽しみだなと思いました。

私はこの柄が好き!
風呂敷の活用も素敵ですね。

作ることが好きで布や生地のデザインに興味がある私にとって、全ての体験が刺激的でした。そして温かさを感じる心地良い時間でした。

長く続く伝統技術の美
デザインの美しさにも魅了

持ち帰った風呂敷は子どもたちも大喜び。長く大切に使ってくれたら良いなと思います。人の手で作り、届けることの大切さを感じる時間。たくさんの人の手により作られ、長い行程を経て今ここにある風呂敷。様々な柄を楽しみながら、これからも生活に取り入れていきたいなと思いました。

鮮やかな風呂敷を日々の生活に

有限会社 馬場染工場

京都市伏見区深草向川原町29
TEL:075-641-0606
https://bamba.kyoto/
https://www.instagram.com/mashu_kyoto

※営業時間等はHPから確認を

プロフィール

taesan

在住エリア:城陽市
メインテーマ:食・食品/雑貨・小物
食べること、つくること、書くこと、伝えることが大好きです。
趣味は料理、お菓子、パン作り、手芸など。特に食や雑貨に関して良かった!というものを本音で沢山紹介していきます!!