
夏休みは昼食作りに悩む人もいるのでは。そんな時に参考にしたいのは、ある材料でサッと作られる、まかない。そこで、和洋中の料理人に〝まかない風レシピ〟を2品ずつ提案してもらいました。
撮影/桂伸也、鈴木誠一、橋本正樹
レンジを活用して、トマトのうまみを凝縮
豚バラ肉のトマトパスタ風うどん

スライスチーズがどん!と乗ったインパクトのある一品。こちらを教えてくれたのは、「ОRTО」の谷村真司さん。「パスタをゆでるとなると、暑いし、時間がかかります。でも、冷凍うどんはレンジで温めるだけ。もちっとした食感を楽しむことができます」。トマトソース作りに、谷村さん流のコツが。カットトマトを先にレンジで温めることで酸味が和らぐそう。そこに、みそとケチャップを加えることで、甘みやうまみがプラスされます。チーズとの相性もよいですよ。
マヨネーズとチーズを加えてボリュームアップ
トロトロHОT玉子チーズサンド

2品目はシンプルな卵のサンドイッチ。卵にマヨネーズとミックスチーズを加えて焼くことでコクが増します。ボリュームがアップするというメリットもあるそう。食パンは軽く温める程度でОK。ハムやトマトを加えたり、ケチャップをかけたり。アレンジの幅が広いのもよいですね。

教えてくれたのは
ОRTО(オルト)
谷村真司さん
中京区衣棚通三条下ル三条町337-2
ナガイモの食感も楽しんで
豚しゃぶと夏野菜仕立てのそうめん

夏野菜と豚肉を使った一品。「ナガイモは麺のように細く切るのがポイントです。こうすることで麺との食感を楽しめますよ」と話すのは「大村」の大村大樹さん。トマトはそのままカットしても良いですが、湯むきをすると口当たりが滑らかに。青ユズは冷やすと、より香りが立つそう。
定番の親子丼の材料をアレンジ
和風混ぜ込み天津丼

「タマネギ、鶏肉、卵。材料を見ると親子丼を思い浮かべますよね。ですが、同じ材料を使ってひと手間加えるだけで、天津丼が作れます」と大村さん。鶏肉を焼いたフライパンで卵を焼くことで、鶏のうまみが卵にも染み込みます。洗い物も減らせますね。卵はゴムベラで円を描くようにゆっくり混ぜるのがポイントとか。

教えてくれたのは
大むら
大村大樹さん
下京区西洞院通綾小路下ル綾西洞院町741-11
オイスターソースを使って手軽に
上海焼きそば

「hakubi」のシェフ佐藤廉歩(れんほ)さんに教えてもらったのは、オイスターソースをベースにした「上海焼きそば」。「合わせ調味料を使って手軽にできます。本来は太麺を使用しますが、家庭によくある細麺で作ってみました」と佐藤さん。麺は先に油を少しかけて、レンジで温めてほぐすと、より調理がしやすいですよ。
コツは卵とご飯を混ぜておくこと
夏野菜の広東式炒飯

チャーハンをパラパラに! そのためには炒める前にひと工夫。「卵と米は先に混ぜておくのが、広東料理の調理方法です。米が卵でコーティングされるので、炒めやすくなるんです」と佐藤さん。焼く際は、フライパンに広げてじっくりと。そうすることで水分が抜けすぎずに卵に火が通るそう。工程をひと工夫するだけで、パラパラのチャーハンが完成します。

教えてくれたのは
hakubi
佐藤廉歩さん
東山区清井町481-1
(2026年7月18日号より)
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