
京都市西京区でヒマワリを育てているサークルがあります。大切にしているのは、花を咲かせるだけではなく人と人とのつながりです。
撮影/橋本正樹ほか

阪急「洛西口」駅と「桂」駅の中間あたり、高架下複合施設「TauT(トート)阪急洛西口」の北端に、約50本のヒマワリが。取材に訪れた6月上旬は高さ20㎝ほどでしたが、「花が咲く7月上旬には、180㎝ほどになるんですよ」。そう話してくれたのは、「洛西高架下サークル ひまわり部」の部長・宮本勝也さん。この日は水やりの日で、メンバーの秋山幸穂さんと手際よく水をかけていました。


2020年ごろ、他の団体でヒマワリの種を配る活動をしていた宮本さんが主体となって立ち上がった同部。ヒマワリをテーマに、地域の人がつながれる活動を始めました。
中心となるメンバーは宮本さん、秋山さんを入れて4人。イベントや日々の水やりを手伝ってくれるサポートメンバーも5人ほどいます。
ヒマワリを育てるための活動が始まるのは5月ごろ。まずは昨年採れた種を選別し、土にまきます。芽が出たら、肥料を混ぜた土に植え替え。週1回ほどの水やりで約2カ月後に開花。咲き終わった後は鉢などの後片付けも。これらの作業は事前に同部のインスタグラムで告知。当日、地域のいろいろな人が参加するそう。中には近隣の子どもたちも。「多くの人に気軽に体験してほしい」といいます。
10鉢ほどのヒマワリを南方500m先の「まちづくり交流プラザ」の前にも設置。館内では、同部の紹介とともに種を無料で配布しています。

アートギャラリーなど
各種イベントも行っています
「ヒマワリをきっかけに人と人とのつながりを育てることを大切にしています。交流を通してみんなが笑顔になれたらと活動しています」と宮本さん。各種イベントも行っています。
2026年7月19日(日)までは、「ひまわり部アートギャラリー2026」を開催。一般募集した、ヒマワリがテーマの絵を展示。花と合わせて楽しめますよ。「この場所はジョギングなどで多くの人も通ります。見た方が笑顔になる明るい雰囲気の絵を毎年飾っています」と秋山さん。
過去には、ペーパーフラワーでヒマワリを作ったり、譲り受けた不用品の鉢に絵を描いたりするワークショップも開催。そうした場所での地域の人や他の団体との出会いが、新たなつながりをつくるといいます。
「何か一つのイベントをすると次はこういうことをしようとどんどん欲が出てきて。人との交流が、この活動に夢中になる理由になっています」(宮本さん)
活動詳細はインスタグラムから。「ひまわり部」で検索。問い合わせはメール(宮本さん)=miyamoto-katsuya@katsudon777.sakura.ne.jp=で。
(2026年7月4日号より)
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