法事を行う際に、知っておきたい基礎知識とは

2026年2月26日 

リビング編集部

法事や法要は何のために、いつ行うのでしょうか。実はよく知らないという人もいるのでは。その意味や心得ておきたいことを「小さなお葬式」の営業部 部長・北村悠さんに聞きました。

※記事の内容は、宗派・宗旨などにより異なる場合があります

「法事は、僧侶にお経をあげてもらって故人の冥福を祈る法要とその後の会食を含めて、人が集まる機会を指します。

まず、初七日から忌明(きあ)けまでの間に行われるのが〝追善法要〟。これは、亡くなった方が極楽浄土に向けて旅をされている姿をイメージしてもらうと分かりやすいかもしれません。

7日ごとに前世の行いを判定される、いわば関所を通るのですが、そのとき遺族が現世で法要をすれば、うまく通過できる後押しになるとされます。法要後の会食では、思い出話をして故人をしのびます。

ただ、毎週集まるのは難しいので、一般的に法事が実施されるのは初七日と四十九日にあたる七七日。また最近は、出席者の負担にならないよう配慮して、初七日は葬儀当日に、というケースが多くなってきました。五七日か七七日で忌明けした後は、一周忌や三回忌などの節目に法事が行われます。

先ほど述べたように、〝関所を通過する後押し〟ですので、法事の日取りは、命日より後にならないことが大切です」

「一周忌までの法事では友人や知人も招き、三回忌以降は家族や親族のみで、ということが多いです。

自宅やお寺での法要が済んでから、食事の会場へという流れになりますが、駐車場の確保といった利便性を考慮して葬儀会館などを利用される方も少なくありません。

そうした施設であれば移動をせずに法要・会食の両方に対応できるので便利です。読経やお焼香をさせてもらえる料亭やホテルもあります。

最近の傾向でいいますと、葬儀同様、法事に関しても少人数で行われることが増えています。そのため、自宅を会場にする方もみられます。お寺やホールを利用される場合でも、食事は持ち帰りにされることも。テイクアウトを希望するときは、対応してくれる飲食店をあたっておくのもいいでしょう」

小さなお葬式
営業部 部長
北村悠さん

「葬儀は急で、悲しみが深いものですが、法事は落ち着いて思い出などが語り合えます。四十九日やそれ以降の法事では、足を運んでくださった方へのおもてなしがしたいといったお気持ちからか、料理をワンランク上にされるなど、会食も楽しめるようにされる傾向があるようです。また、最近は遺族のみで火葬を行い、日を空けてお別れ会と法要を兼ねてする人も増えていると思います」

(2026年2月14日号より)

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