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住宅ローンの繰り上げ返済や新車の購入を検討。老後、やっていける?【かけいぼ診断】

2026年9月4日 

リビング編集部

ファイナンシャルプランナーが家計簿をチェック、家計のいろんな悩みにお答えします。
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住宅ローンの繰り上げ返済や新車の購入を検討。老後、やっていける?

子どもは独立して、現在、ひとり暮らしです。家計の管理は、基本的にざっくり。月々の小遣いは決めておらず、日用品の支出も把握できていません。65歳の退職までに、頭金400万円で新車に乗り換えたい。住宅ローンの返済は75歳まで。一度も繰り上げ返済をしたことがありません。

本人57歳(看護師)

看護師としてフルタイムで働き、講師としても活躍中。学会や研修会にも積極的に参加し、スキルを磨いているようですね。保険などを活用して、老後に向けた準備もしっかりとできています。

支出の中では、相談者も自覚しているようにアルコール類の費用が高めです。しかし、晩酌が日々の活力につながっている側面も。家計にゆとりがあるので現状維持で大丈夫です。また、サプリメント代も気になります。健康への意識の表れだと思われますが、収入が下がるリタイア後に向け、少し抑えることも考えてみましょう。

病気への備えとして、医療保険1本とがん保険2本に加入。がん保険は、どちらか1本に絞っても問題はありません。保険料が浮いた分を将来の備えに回すことで、これも保障ととらえることもできますよ。

住宅ローンは、75歳まで返済が続く見通しですが、変動金利のため今後金利が上昇すると、その影響を受けてしまいます。期間短縮型の繰り上げ返済を活用して、リスクを抑え完済時期を早めることも考えてみましょう。手元の貯蓄を減らしたくないなら、現在月々積み立てに回している9万円を使って、こまめに繰り上げ返済を行うとよいでしょう。

65歳時点で、終身保険の解約返戻金が500万円以上あり、さらに払い込み済みのドル建て保険250万円、個人年金保険にも加入。ドル建て保険は契約時よりかなり円安に振れているため、為替差益が出る可能性も。退職金も1000万円程度見込めることから、車の買い替えを行っても、リタイア後の生活に不安はありません。

手に職があり、65歳以降も仕事に困らないというのが強み。無理なく長く働けば、さらに老後にゆとりが生まれそうです。

ファイナンシャルプランナー
八束 和音さん

(2026年9月5日号より)

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