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夏の賞与で貯蓄増。繰り上げ返済に回すか、NISAを始めるか思案中です【かけいぼ診断】

2026年7月31日 

リビング編集部

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夏の賞与で貯蓄増。繰り上げ返済に回すか、NISAを始めるか思案中です

夏の賞与で貯蓄が330万円に。住宅ローンの繰り上げ返済か、NISAを始めるか迷っています。投資は初心者。老後資金は、子どもが独立した後、本格的に取りかかる予定。子どもの小学校入学で、妻はフルタイムに復帰します。

夫37歳(会社員) 妻35歳(会社員/時短勤務) 子2歳

家計管理を堅実に行いながら、次のステップをしっかりと考えていますね。

現在、黒字は月6万円と、賞与から年間支出を引いた約50万円で、年間約120万円。まとまった支出は当面予定がないよう。貯蓄のうち、少なくとも毎月の支出の半年分にあたる240万円が維持できれば、残りを投資に充てることも、繰り上げ返済に充てることもできます。将来に役立ちそうな方を、客観的に検討しましょう。

同じ金額を充てる場合、繰り上げ返済は金利負担を軽減し将来の支出を削減。一方、資産運用は、毎年継続して利益を積み重ねながら資産形成を目指します。相談者の住宅ローンは固定金利1・3%。今後、市場金利が上昇しても、固定なので返済額には影響しません。運用利回りがローン金利を上回れば、長期的には運用を優先した方が資産が増える可能性も。運用商品の中で、債券は比較的安定した収益が期待できます。最近は、以前より利回りの高い債券が増え、年2・5%程度の利回りが見込める商品も登場しています。

さらに、住宅ローン控除があるため、繰り上げ返済を急ぐより、運用を優先した方が有利に。繰り上げ返済を実行するのであれば、控除期間が終了する2035年以降に、手元資金や金利水準を確認しながら判断しても遅くはないでしょう。

なお、資産形成の初心者でも取り組みやすいのが、NISAでの積み立て。例えば、月2万~3万円程度を国内外の株式や債券に分散投資してはいかがでしょう。物価上昇への対策や、教育資金の準備にもつながります。

最後に、子どもが幼い相談者の場合、生命保険をもう少し充実させてもよいと思われます。保険料の安い定期保険で20年間、2000万円程度の死亡保障を検討してください。

ファイナンシャルプランナー
山副 耕一さん

(2026年8月1日号より)

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