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平安京が1000分の1の大きさに!

細部まで再現された、平安時代の京都の町並み。「京都アスニー(京都市生涯学習総合センター)」で展示されているのが、「平安京復元模型」です。都市部から周辺の山まで、迫力ある光景が広がっていますよ。

常駐するボランティアスタッフの説明を受けていたのは、孫と一緒に来館していた久保田謙次さん。平安京の南にあたる位置から模型を眺めています

模型は1000分の1の縮尺で、南北10m、東西11mというスケール!展示室の約半分を占めるほどの大きさです。

「平安京復元模型」があるのは、「京都アスニー」1階の「古典の日記念 京都市平安京創生館」。〝平安京を体感〟をコンセプトとし、さまざまな復元模型や出土品が展示されています。

そのスペースが3月にリニューアル。これまでの2倍の大きさの「平安京復元模型」が展示されることになりました。

「以前まで展示していた平安京と東山エリアに、平安京の西側と北側の範囲が加わりました」とは、「京都アスニー」事業担当係長の田丸順子さん。

「大覚寺、神護寺、松尾大社、上賀茂神社などが見られます。高雄など、洛西の山も含まれていますよ」

模型の見方にはポイントがあるそう。

「かがんで、模型の高さに目線を合わせて見るのがおすすめです。土地の高低差が確かめられ、平安京が京都盆地の中に造られた都市であることがよく分かります」

違った年代の様子を地域ごとに再現

写真は平安宮周辺。建物など、細かい部分まで精巧に作られています

「右京の地域には田畑が目立ちます。季節は、田植えが進んだ初夏を想定して製作されました」と、田丸さん

「平安京復元模型」は24年前、平安建都1200年記念事業の一環で製作されたもの。歴史、地理などの専門家が考証を重ねて完成させました。

田丸さんによると、「地域ごとに、違う年代の様子を再現している点が見どころです」とのこと。平安宮は平安時代前期、平安京域は中期、六原近辺は後期の町並みが再現されているといいます。

「模型の周りには、今と昔、両方の通り名を掲示しています。それを目印に、自宅など身近な場所を探して楽しむ人も多いですね。細部を見るのに便利な双眼鏡の貸し出しも無料で行っています。平安京の人々の暮らしをイメージしてみてください」

6月1日(金)までは、リニューアル記念展として「写真でふりかえる『平安京復元模型』製作」を開催。製作当時の様子を写真で紹介しています。

問い合わせは「古典の日記念 京都市平安京創生館」(中京区丸太町通七本松西入ル、市バス「丸太町七本松」停からすぐ)=TEL:075(812)7222=へ。開館時間は午前10時~午後5時、火曜休館(祝日の場合は翌日休館)。入場無料。

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