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地元のここが好き!わがまちサポーター集合【東南版】

読者が〝わがまちサポーター〟となって、地元の魅力を紹介。3つに分かれた「リビング京都」配布エリアのうち、これまで中央版、西南版エリアを取り上げました。今回は最後となる東南版エリア(伏見区、宇治市、城陽市、久御山町)を特集します。「町のここを知ってほしい!」。そんなわがまちサポーターの声を聞いてみましょう。

のどかなロケーションが続く散歩道

田園風景(城陽市)

城さんが撮影した景色

城忠章さん

毎日犬と一緒に散歩に出かけ、美しい眺めを満喫しています

田園風景が見渡せる、「文化パルク城陽」の周辺。わがまちサポーターの城(じょう)忠章さんは、毎日2匹の愛犬と一緒にこの場所を訪れます。

「朝晩の散歩で朝日と夕日を撮影し、SNSに投稿するのが日課。この辺りの景色は昔のままです。同じように犬を連れた人や、子どもたちもよく見かけます。地元の散歩道といった感じですね」と城さん。

四季折々の光景も見逃せません。稲だけではなく、初夏にはハナショウブやハスといった花も栽培され、道行く人を楽しませてくれます。

名物を並べてギネス記録を目指します

ちゃ♪チャ♪茶ダンゴ!! 団子で繋(つな)ごう世界遺産!!(宇治市)

「地元有志の力でイベントが実現しました。この企画を、宇治の魅力を広めるきっかけにしたいです」(樽谷さん)

昨年12月に行われたプレイベントでの練習風景。設置された板に、隙間なく茶団子を並べます

竹内美晴さん

どんな光景が見られるのか、期待しています。平等院と宇治上神社も、注目が集まりそう

宇治土産として、茶団子を思い浮かべる人は多いのでは? その茶団子を使ったギネス記録への挑戦が進行中です。

「宇治には宇治上神社と平等院、2つの世界文化遺産があるということと、宇治茶の歴史文化のストーリーが日本遺産第1号に認定されたということを多くの人に広めたい」と話すのは、「宇治から世界記録に挑戦実行委員会」の実行委員長・樽谷珠代さん。「名物の茶団子によって、さらに宇治をアピールできるのでは、と地域の会合で盛り上がったんです」

そこで、団子を並べてその距離と数でギネス記録を目指すことに。コースは宇治上神社から朝霧橋、中の島、橘橋を経由し平等院までの約660m。事前申し込みをした約550チームが参加し、3万5000個ほどの団子が使用される予定です。ギネス達成に立ち会いに出かけてみては。

3月6日(日)午前10時~午後3時。雨天決行。見学自由。中の島にはステージや飲食ブースを用意。

住民の力でよみがえった憩いの場所

深草西浦南公園(伏見区)

全長400mと、東西に長い形が特徴的。園内には並木道が続きます

ボランティアの皆さんがきれいに手入れをしてくれています。昆虫を捕まえる子どもの姿もほほ笑ましいです

井上好美さん

散歩をする人や、ベンチで一休みする人。京阪「藤森」駅と近鉄「竹田」駅の間、名神高速道路の北側にある「深草西浦南公園」では、地元住民が思い思いに時間を過ごしています。

「草花や昆虫、野鳥などが見られる、自然豊かな公園です。以前は草が伸び放題でしたが、ボランティアの人のおかげで数年前からだんだんときれいになりました」と話すのは、わがまちサポーターの井上好美さん。毎日公園の手入れをしているのが地元有志が結成した「深草西浦南公園愛護協力会」です。取材時も、同会の会長・北仲重郎さんが落ち葉拾いをしていました。

「過ごしやすい公園になればと、ゴミ拾い、花の苗植えなどの整備を行っています。広い公園なので、やりがいがありますね」(北仲さん)

特に力を入れたというのが鳥の巣箱の設置。春には野鳥がやってくる様子も見られるといいます。

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