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試写室・劇場から

マイ・インターン

10月10日(土)からMOVIX京都、T・ジョイ京都、TOHOシネマズ二条で公開

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苦楽を熟知した“年の功”が、敏腕女性社長を変えた!

インターンと聞くと医学研修生かと思うが、この映画では新人という意味を持たせている。70歳にして今をときめくファッションサイト会社に就職した男と、若くして成功した女社長をめぐる物語。仕事に多くの時間をかけている女性たちに、「そんなに頑張り過ぎなくても大丈夫!」とエールを送ってくれる。

ニューヨークで自ら事業を立ち上げ、200人以上の従業員を抱える会社のトップであるジュールズの前に、ある日、ひとりの男が現れた。それは、シニア・インターンとして雇われた老境のベン。最初はとまどい敬遠していたジュールズだったが、人の心をつかむベンの誠実さや明るさが周囲の空気を変えていく。その一方で、会社は重大な転換期を迎えていた…。

映画の初めに、悠々自適な生活を送るベンの姿が映される。彼は旅行やあらゆる趣味的なことをし尽くしたのだが、飽きてしまい、シニア・インターンに応募する。社会と接点を持ち、仕事で役割を与えられることがいかに人をイキイキさせるかと語っていく。そして、年代を超え、公私の問題を共有しながら、ベンとジュールズは親友となっていき、ええ話やなあとほろりとさせる。ロバート・デ・ニーロと、アン・ハサウェイが共演。監督は「恋愛適齢期」のナンシー・マイヤーズ。

(ライター 宮田彩未 

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