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コレ読んで!

茨木のり子の家

茨木のり子 平凡社・1890円

詩人の暮らし方から考える、
生活を大切に営むということ

この本は茨木のり子という詩人が長年暮らした家の写真と、彼女のいくつかの詩を集めたものです。

その家からは、ここで暮らしていた茨木のり子の精神や生活が伝わってきます。
この本にも載っている「時代おくれ」という詩の中で著者はいっています。「すぐに古びるがらくたは我が山門に入るを許さず」と。

写真に写る家具や生活道具は古いながらも使われ続けた味わいがあり、日々の生活が大切に営まれていたことがよくわかります。

たまにはこんな本を見ながら、新しいことや便利であることについて、ゆっくり考えてみてはいかがでしょうか。

【紹介者】
エレファントファクトリーコーヒー 畑啓人さん

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